ひとつひとつの民具にそれぞれのストーリーがある…
当館では半世紀近くにわたり民俗資料の収集活動を続けています。
収蔵スペースは限界を超えているものの、現在も毎年20~30 名の市民の方々から100 点以上、多い年は1,000 点以上もの民俗資料を受入れています。
同じ種類の民具でも一点一点形が異なりますし、資料を受入れる度に新たな発見があるので収集活動をやめることはできません。
寄贈を受ける際には、それぞれのモノをいつ頃どのように手に入れ、どのように使ってきたのかを、寄贈者の方へ問いかけることにしています。民具の使い方を具体的に教えていただける機会であり、ときには意外な使い方をされていたことに驚かされることもあります。
博物館は集めたモノを保管し公開する施設です。モノにまつわる詳しい話をお聞きできれば、そのモノから豊かな情報を引き出すことができます。
寄贈されたモノとおなじくらいに寄贈者・使用者の話が大切と考えています。
この度の特別展は、そのようなモノにまつわるコト情報が充実している民具を選んで展示します。ひとつひとつの民具がたどったストーリーを通して、かつての地域の暮らしのようすを振り返っていただければ幸いです。
開催期間 | 2019年3月21日(木) 〜 5月6日(月) |
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時間 | 9時~17時(入館は16時半迄) |
場所 | 平塚市博物館 特別展示室 |
料金 | 無料 |
アクセス | 平塚駅北口徒歩20分 |
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TEL | 0463-33-5111 |
お問い合わせ先 | 平塚市博物館 |
ウェブサイトURL | http://www.hirahaku.jp/ |
チラシ等関連資料 | 添付ファイル |
備考 | 関連事業 (2)「生きざまを伝える民具、生き方を伝える博物館」 ◆講座「民俗資料収集の現場から」 ◆特別展展示解説 ※すべての行事へご自由にご参加いただけます。 |