2024.9.14(土)~11.4(月・祝) 八王子市夢美術館
累計発行部数900万部を超え、子どもたちに広く愛される絵本「だるまさん」シリーズ。
作者のかがくいひろし(1955~2009年)は特別支援学校のベテラン教員でした。
50歳で作家デビューし、病で急逝するまでのわずか4年間に、珠玉の絵本を次々と生み出しました。
読み聞かされると自然に体が動き出し、大きな笑い声を呼び起こす「かがくいひろしの絵本」は、長年にわたる障がい児教育の現場経験で培われた知見や実感から生みだされたものです。
本展は、かがくい没後初の大回顧展であるとともに、関東地方初の開催となります。絵本原画や制作資料とともに、教員時代の貴重な映像記録や生徒たちとつくった教材などから足跡をたどり、今この瞬間にも日本中の子どもたちを笑顔にしているかがくい絵本の魅力に迫ります。
◆絵本16作品すべての原画を展示
かがくいが絵本作家として活動したのは50歳から54歳で急逝するまでのわずか4年。
その間に驚異的なスピードで16作品(没後刊行含む)を世に送り出し、それらはどれ一つ絶版になることなく、今も読み継がれています。
本展では全16作品、すべての原画をご覧いただけます。
◆「だるまさん」シリーズの続編も!
未完成作品のラフやアイデアスケッチを一挙公開
だるまさんやまくらのせんにん続編をはじめ、かがくいの遺した、数々のおもしろい構想に基づくラフや習作も展示。
会場でしか目にすることができませんので、ぜひお見逃しなく!
◆絵本のルーツ
~かがくい先生の横顔、教員時代の資料~
特別支援学校の教員として過ごした28年の間にも、かがくいは子どもたちの事を懸命に考え、工夫を凝らした教材をつくりました。
言葉のない子でも笑い出すかがくいの絵本には、障がい児教育の現場で積み上げられた実感や想いが詰まっています。
本展では、奇跡的に残っていた教員時代の資料や映像もひもといていきます。
◆創作の後景
~81冊のアイデアノート、家族へのまなざし~
かがくいが常日頃から持ち歩いていたアイデアノートからは、創造性を絶やさず、前進し続けた表現者としてのかがくいひろしの頭の中を垣間見ることができます。
また、かがくいは家族のデッサンや、バースデーカードなど、家族のための作品も数多く制作しています。
これらの作品からは、「目の前にいる人を喜ばせたい」というかがくいの作家性がしのばれます。
◆だるまさんと一緒にあそぼう!
映像アトラクション
会場限定で、だるまさんをはじめとするかがくい絵本のキャラクター達が登場するアニメーションを公開します。
※展示内容は変更になる場合があります。
☆とことこ湘南プレゼント☆
八王子市夢美術館「日本中の子どもたちを笑顔にした絵本作家 かがくいひろしの世界展」
無料鑑賞券を5組10名様へプレゼント!!
※応募締切9/10(火)ご応募は締め切りました。沢山のご応募ありがとうございました!
開催期間 | 2024年9月14日(土) 〜 11月4日(月) |
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時間 | 10時~19時 月曜休館(ただし祝日は開館、翌火曜休館) |
場所 | 八王子市夢美術館 |
料金 | 一般900円 ※来館日時指定予約により、優先入館。詳細は夢美術館HPに掲載予定 |
アクセス | 【電車⇒徒歩】 【電車⇒バス】 |
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主催・協賛団体など | 主催:公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団 |
TEL | 042-621-6777 |
お問い合わせ先 | 八王子市夢美術館 |
ウェブサイトURL | https://www.yumebi.com/ |
備考 | 【イベント】 ◆沖本敦子氏(子どもの本の編集者、元ブロンズ新社編集部) 講演会 上記のほかにも関連イベントを開催します。 |