1922(大正11)年創立の歴史ある美術公募団体・春陽会を舞台に活躍し、国内を代表する洋画家・入江観(1935- 茅ヶ崎市在住)。
入江は東京藝術大学在学中からフランスの画家、ポール・セザンヌに傾倒し、1962(昭和37)年にフランス政府給費留学生として渡仏、モーリス・ブリアンションに学びながら、ヨーロッパ絵画におけるコンポジションの重要性を体得しました。帰国後、一時期スランプに陥りましたが、やがてセザンヌの影響を離れ、日本の風景を題材に、独自の透明感をたたえた画風を確立して現在も描き続けています。にじみ出る叙情性をバランスよくコントロールして表現される絵画世界は、故郷の日光や長年暮らす茅ヶ崎という現実の風景をもとにしながら、いつしか画家の内面性を伴った理想の風景に昇華されているようです。
本展覧会では、近年制作された作品と、茅ヶ崎市美術館や個人が所蔵する入江作品のなかから、湘南を描いた代表作を中心に展示します。静謐にして清澄な絵画空間をご堪能ください。
(公式ホームページより抜粋)
【本展のみどころ】
◆画家が暮らす茅ヶ崎市の美術館では18年ぶりの個展!
◆茅ヶ崎の海や湘南の風景に焦点をしぼった展示内容!
◆未公開作品1点を含む最近作ほか、宮本三郎記念賞受賞作をはじめとする過去の代表作も紹介!
◆現代洋画壇を代表する画家の、静謐にして清澄な独自の作品世界!
【関連イベント】
◆対談「入江観の絵画と人生」
入江観氏と茅ヶ崎美術館館長が、入江観の作品について対談。
日時:2022年12月11日(日) 14時~(約90分)
会場:茅ヶ崎市美術館エントランス
料金:無料(申込不要)
※椅子席(40席)のみ要事前予約。美術館へ電話または受付にて開館時間に申込
出演:入江観(画家)、小川稔(茅ヶ崎市美術館館長)
◆アーティストトーク
入江観氏が展示作品にて解説。
日時:2023年1月8日(日) 14時~(約60分)
会場:茅ヶ崎市美術館展示室
料金:無料(要観覧券/申込不要)
出演:入江観(画家)
◆ワークショップ「松の木を描く」
自分の好きな画材を持参して美術館の周囲に生えている松の木を描いた後、講評会を行う。
日時:2023年1月21日(土) 14時~16時頃
会場:茅ヶ崎市美術館2階アトリエ、美術館周辺
定員:16名(申込制/先着順)
対象:小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
料金:700円
申込:12月10月(土)10時より美術館へ電話または受付にて開館時間内に申込
◆ギャラリートーク
担当学芸員による作品解説
日時:2022年12月18日(日)、2023年1月15日(日) 各日14時~(約60分)
会場:茅ヶ崎市美術館展示室
担当:月本寿彦(茅ヶ崎美術館学芸員)
料金:無料(要観覧券/申込不要)
開催期間 | 2022年12月10日(土) 〜 2月5日(日) |
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時間 | 10時~17時 |
場所 | 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3 |
料金 | 一般700円、大学生500円、茅ヶ崎市在住65歳以上350円 |
アクセス | JR「茅ケ崎」駅南口より高砂通りを海方面へ徒歩約8分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団 |
TEL | 0467-88-1177 |
お問い合わせ先 | 茅ヶ崎市美術館 |
ウェブサイトURL | https://www.chigasaki-museum.jp/ |