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ホーム » イベント情報 » 平塚市美術館 特集展 けずる絵、ひっかく絵

平塚市美術館 特集展 けずる絵、ひっかく絵

井上三綱《駆けだした牛》1956年、平塚市美術館蔵
平塚市美術館 特集展 けずる絵、ひっかく絵
内田あぐり《吊された男#01K》2001年、平塚市美術館蔵
平塚市美術館 特集展 けずる絵、ひっかく絵
岡村桂三郎《百眼の魚 18-1》2018年、平塚市美術館寄託
平塚市美術館 特集展 けずる絵、ひっかく絵
鳥海青児《壁の修理》1959年、平塚市美術館蔵
平塚市美術館 特集展 けずる絵、ひっかく絵
山内若菜《刻の川 揺》2021年、作家蔵
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2022年4月9日(土)~6月12日(日)の期間、平塚市美術館で特集展「けずる絵、ひっかく絵」が開催されます。


【内容】

「けずる、ひっかく」の表現手法を用いて描かれた井上三綱、鳥海青児、内田あぐり、岡村桂三郎、山内若菜の作品約40点をご紹介します。

「絵を描く」というと、線を引き、絵の具を塗るという行為を連想しますが、人類最初の文化遺産として知られる洞窟壁画が、壁に動物や人間の形を線刻していることからも明らかなように、長い絵画の歴史において、表現の技法は決して画一的なものではありません。本展では、絵の具や支持体を削り、あるいは引っかいた痕跡を画面に残して仕上げた作家に注目し、貯蔵品の中から、井上三綱(1899-1981)、鳥海青児(1902-1972)、内田あぐり(1949-)、岡村桂三郎(1958-)の作品約40点を展示するほか、藤沢市在住の日本画家・山内若菜(1977-)の作品をご紹介いたします。井上と鳥海は、戦前から洋画家として活動し、欧米と日本の対比や国際的な美術の潮流の中で日本の作家としての特性をいかに打ち出すか、という課題を抱えていました。一方、戦後生まれの内田は人間の本質に迫ることに、岡村は人間と自然との関係性に、山内は傷ついた動物と自分自身の心を重ね合わせることに制作の要点があります。各作家の問題意識に基づいて「けずる、ひっかく」という手法が用いられ、それが作家の表現様式として実を結んでいる点に着目し、作品をご鑑賞いただけたら幸いです。

 

【関連イベント】
※状況によって中止または変更になる場合がございます。最新情報は美術館ホームページやSNSでご確認ください

●ギャラリートーク
日時:2022年4月23日(土)、5月14日(土)  各日14時~14時半

場所:展示室Ⅱ
※申し込み不要/要観覧券

このイベントは終了しました

平塚市美術館 特集展 けずる絵、ひっかく絵

開催期間 2022年4月9日(土) 〜 6月12日(日)
時間

9時半~17時

※入館は16時半まで

 

<休館日>

月曜日

場所

平塚市美術館

料金

一般200円、高校生、大学生100円
※中学生以下、毎週土曜日の高校生、各種障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は3割引

アクセス

JR「平塚」駅(東口改札)北口、または西口より徒歩約20分

主催・協賛団体など

【主催】平塚市美術館

TEL 0463-35-2111
お問い合わせ先

平塚市美術館

ウェブサイトURL https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/