食べる

買う

美容健康

暮らし
follow me
LINE
ホーム » 店舗ブログ » 【とこ湘Blog】次回は飯台でちらし寿司

【とこ湘Blog】次回は飯台でちらし寿司

投稿日:2022年2月7日
59AD8BB1-5640-4082-93F3-BFC28875BB3A
2+


我が家にある3台の飯台。

飯台は寿司飯を作る時に使う木の桶のこと。
木の桶はご飯と酢を混ぜる際、
適度に木が水分を吸収し
美味しい酢飯が作れる優れもの。
日本の生活に長きに渡り愛用されてきた
伝統品である。
一番大きな飯台は直径45cm。
私が生まれる前から母が使っていたので、
もう60年以上経つ年季ものだ。
大きくて収納に困り、
リフォームした時にわざわざこの飯台スペースを
作ってもらった。
大事なキッチン用品だ。
この5合から1升用の飯台は、
先日の節分で恵方巻を作った。
使う前に一度中側を水で流す。
こうすることでご飯が付きにくくなる。
炊き上がったご飯を
飯台に入れ寿司酢をかけ、
団扇で仰ぎながらご飯を切るようにして
混ぜていく。
仰ぐことで余分な水分を早く蒸発させ、
艶やかな酢飯になる。
後はお好みの具材を芯にして巻けば出来上がり。
中の飯台は3合ぐらいの酢飯用。
夏場は氷を沢山入れて素麺の桶に。
一番小さい飯台は外側が漆素材になっている。
20年程前一目惚れして購入したものだ。
ちらし寿司など器代わりに盛り付け、
そのまま食卓に出すことが出来る。
いつの間にか3台もの飯台を
使いわけ愛用している。
次回の飯台の出番は3月3日のお雛祭り。
ちらし寿司の時まで暫しの別れ。
これから先も代々受け継がれていったらと、
密かに思う日々である。(m)

店舗のご案内

とことこ湘南 編集部
webサービス

住所:茅ヶ崎市新栄町1-14
営業時間:10時~18時
定休日:土曜・日曜・祝日