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2023年11月30日(木)、茅ヶ崎市にある神奈川県衛生研究所にて『令和5年度 神奈川県衛生研究所「公開セミナー」～健康と食と暮らしの安全に向けて～』が開催されます。

“神奈川県衛生研究所”で日頃から取り組んでいる検査や調査研究などを発表。コロナパンデミックのことや、食中毒のことなど、毎日の健康や暮らしの安全に役立つ大事なことを、研究所の職員さんがわかりやすく説明してくれます。
外部講師による学術講演も予定しています。

◆ 発表内容  13時半～15時15分
１．コロナパンデミックを俯瞰（ふかん）する
微生物部 櫻木 淳一 さん
2020 年初頭から始まり、全世界を巻き込む未曽有のパンデミックとなった新型コロナウイルス禍。そのメカニズムと、対応策の結果を中心に、この約3間に起こった様々なトピックについて俯瞰します。またその中で神奈川県衛生研究所の果たした役割についてもご紹介します。

２．知っておくべきレジオネラ症の話
微生物部 中嶋 直樹 さん
レジオネラ症は、レジオネラ属菌を原因とする呼吸器感染症です。今回は、どのようにレジオネラ属菌が感染するのか、感染リスクはどこにあるのかなど、レジオネラ症の知っておくべきポイントをお話します。

３．食品中の残留動物用医薬品検査について
理化学部 萩尾 真人 さん
動物用医薬品の使用は畜水産物の安定供給に不可欠ですが、動物の体内に医薬品が残っていると消費者の健康にも影響が及ぶ可能性があります。安全な食品を食卓に届けるために神奈川県衛生研究所が行っている検査についてお話します。

◆学術講演（同日開催） 15時半～17時
 家庭用品の安全性確保の取り組みと実際の健康被害症例の紹介
国立医薬品食品衛生研究所 生活衛生化学部第四室 室長
河上 強志 氏

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