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ホーム » イベント情報 » 【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」

【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」

北澤映月《花の中》1987 年 株式会社ヤマタネ蔵
【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」
北澤映月《祇園会》1936 年 京都国立近代美術館蔵
【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」
北澤映月《赤い扇》1942 年 東京国立近代美術館蔵
【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」
北澤映月《好日》1942 年 平塚市美術館蔵
【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」
北澤映月《二面像》1951 年 京都府蔵(京都文化博物館管理)
【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」
北澤映月《花》1954 年 平塚市美術館蔵
【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」
北澤映月《女人卍》1972 年 平塚市美術館蔵
【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」
北澤映月《みやこわすれ》1983 年 京都中央信用金庫蔵
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2025年10月11日(土)~11月30日(日)の期間、平塚市美術館で「没後35年 北澤映月展」が開催されます。

魅力的な女性表現で知られる日本画家・北澤映月(きたざわえいげつ、1907―1990)
京都市に生まれ、上村松園(うえむらしょうえん)や土田麦僊(つちだばくせん)に師事して本格的に日本画家として歩み始め、1941年には小倉遊亀(おぐらゆき)に続く女性二人目の日本美術院同人に推挙されました。

一貫して女性像をテーマとし、はじめは性格描写に優れた人物表現を行っていましたが、戦後は現代的な女性風俗を扱いながら、西洋絵画の影響を受けて重厚な色面表現へと移行します。
1970年代に入ると、細川ガラシャや淀君などの歴史人物に取材して、そこに映月独自の女性観を加味した華麗かつ情感豊かな画境へと達しました。
現代的で清新な作品には、装飾性と写実性がバランスよく共存し、映月が志向した健康的で知的な女性が巧みな構成や艶やかな色彩によって表されています。

平塚市美術館では近年、映月の作品、下図、資料類の一括寄贈を受けました。
これをきっかけに、33年ぶりとなる回顧展を開催します。
初期から晩年までの代表作及び貴重な資料を含む約150点により、映月の真摯な画業を振り返ります。

<みどころ1>
待望久しい県内初の回顧展

北澤映月の没後35年となる本年、全国では1992年の東京ステーションギャラリー・京都市美術館以来33年ぶり、神奈川県内では初の回顧展として開催します。

<みどころ2>
貴重な初公開

画業初期の桜園時代の初公開作品《(若衆)》《(少女)》をはじめ、《(待月)》1939年頃、《婦女曼荼羅》1955年、《(羅)》1957年頃など、回顧展では初公開の作品を複数紹介いたします。
※作品タイトルに( )があるものは、仮題です。

<みどころ3>
創作のヒミツを知る

作品と、下図やスケッチを見比べることで、画家が制作において留意していた造形上の工夫、創作のヒミツに迫ることができます。

 

【平塚】平塚市美術館 企画展「没後35年 北澤映月展」 NEW!

開催期間 2025年10月11日(土) 〜 11月30日(日)
時間

9時半~17時(入館は16時半まで)
※休館日:月曜日(但し、10/13、11/3、11/24は開館)、10/14(火)、11/4(火)、11/25(火)

場所

平塚市美術館 展示室2

料金

一般900円(720円)、高校生、大学生500円(400円)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生、各種障害者手帳の交付を受けた方とその付き添い1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)

アクセス

JR「平塚」駅(東口改札)北口、または西口より徒歩約20分

有料駐車場67台(美術館ご利用の場合90分間無料、要認証)

主催・協賛団体など

【主催】平塚市美術館
【協力】神奈川中央交通株式会社、株式会社葦

TEL 0463-35-2111
お問い合わせ先

平塚市美術館

ウェブサイトURL https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
備考

【関連イベント】

■シンポジウム「映月を考える、映月から考える」(申込不要、先着順)
開催日:10月18日(土)
時間:13時半~16時半(開場 13時)
会場:ミュージアムホール
定員:150名
参加費:無料
内容:本展出品作のほか、当館が受託した下図、スケッチ、手紙、印章を含む資料類をもとに、作家像や、戦前から戦後にかけての作品制作のありようと様式の変容を検証し、映月の日本画壇における位置づけを考えるシンポジウムを開催します。

■当館学芸員によるギャラリートーク(申込不要、要観覧券)
日時:10月25日(土)、11月8日(土)各日14時~14時40分
場所:展示室Ⅱ

■ワークショップ「日本画講座」(事前申込制、抽選)
講師:岸野香氏(女子美術大学美術学科日本画専攻教授)
藤井聡子氏(女子美術大学美術学科日本画専攻非常勤講師)
日時:11月16日(日)13時半~15時半
対象:中学生~一般
内容:日本画制作における「大下図」について学び、「下図」から「本画」への手順にしたがって制作を体験します。

■対話型鑑賞会「おしゃべり美術館にあーつま~れ」(事前申込制、要観覧券)
日時:10月25日(土)11時~、11月22日(土)11時~/14時~
場所:展示室Ⅱ
内容:鑑賞ボランティア・ひらビあーつま~れのメンバーと一緒にお話ししながら鑑賞します。

■ぬいぐるみおとまり会(事前申込制、要観覧券)
日時:お預かり日 10月25日(土)15時~16時/お迎え日 11月8日(土)15時~16時
内容:お気に入りのぬいぐるみが美術館を探検。お預かり日にはぬいぐるみと一緒に展覧会をまわり、お迎え日には皆でおとまりの様子をスライドショーで鑑賞します。
おとまりの様子は美術館のインスタグラムでも公開します。
定員:10名(1人につき、ぬいぐるみ1体)