花は、その姿かたちかや色とりどりの美しさによって古くから愛され、現代まで様々な芸術の主要モチーフに取り上げられてきました。
同特集展では平塚市美術館の所蔵作品の中から「花」をモチーフに描いた作品を「季節の表現」「写生から出発した表現」「内なる表現」の3章に分けてご紹介します。
四季折々の花鳥風月を描いた岡本秋暉や、山口蓬春の《梅花紅葉》〔平塚市美術館寄託(国際興業コレクション)〕を修復後初めて展示するほか、仏教の説話をもとに描かれた伊藤彬《優曇華の花びらが散ってゆく》など、作家の内面にあるものを花に託して制作された作品もご紹介します。
更に、2024・25年度に平塚市美術館のコレクションに新たに加わった作品の一部を初公開します。
岡本秋暉《十二ヶ月花鳥図》をはじめ、松本節《ひまわりと雲》など、四季の花々が豊かに描き出された、季節を感じる作品を多数ご紹介します。
修復後初公開となる山口蓬春の戦前の大作《梅花紅葉》は、大画面に梅(春)と楓(秋)が繊細かつ華やかに描かれた見ごたえのある作品です。
「花」をモチーフに、掛軸や屏風、日本画や洋画、インスタレーションなど、様々に造形化された作品をご紹介します。
また、髙良眞木《ひまわり》、中川一政《薔薇》など、実際の花の観察をもとに独自の表現で描かれた作品や、伊藤彬《優曇華の花びらが散ってゆく》、福田美蘭《紅白芙蓉図》など描き継がれてきた花のイメージに想いを託した作品、深堀隆介《桜升 命名 淡紅》や市川裕司《JAPANESE TREE Ⅳ》等のインスタレーションの作品を展示し、多様に広がる花の表現をご覧いただきます。
最後に「特別展示 新収蔵品展」として、2024・25年度、新たに平塚市美術館のコレクションに加わった作品の一部をご紹介します。
湘南ゆかりの作家・井上三綱、森田勝、安田靫彦や、2025年で生誕100年を迎えた田澤茂、昨年夏に企画展を開催した原良介の《サギ子》と《フナ子》などの作品を、収蔵後初めて展示します。
| 開催期間 | 2026年4月18日(土) 〜 8月30日(日) |
|---|---|
| 時間 | 【前期】4月18日(土)~6月28日(日) 9時半~17時(入館は16時半まで) |
| 場所 | 平塚市美術館 展示室II |
| 料金 | 一般200円(140円)、高校生、大学生100円(70円) ※「花菜ガーデン」(平塚市寺田縄)の入園券半券(年間パスポート含む)の提示で団体料金 |
| アクセス | JR「平塚」駅(東口改札)北口、または西口より徒歩約20分 有料駐車場67台(美術館ご利用の場合90分間無料、要認証) |
|---|---|
| 主催・協賛団体など | 【主催】平塚市美術館 |
| TEL | 0463-35-2111 |
| お問い合わせ先 | 平塚市美術館 |
| ウェブサイトURL | https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/ |
| 備考 | 【関連イベント】 ■当館学芸員によるギャラリートーク(申込不要、要観覧券) ■バックヤードツアー「展示室を作ってみよう」(事前申込制) ■ワークショップ「初夏の花描き」(事前申込制、要観覧券) ■ぬいぐるみおとまり会 女子美アートミュージアムにもお出かけ!(事前申込制、要観覧券) ■対話型鑑賞会「おしゃべり美術館にあーつま~れ」(事前申込制、要観覧券) ■平塚市美術館×女子美アートミュージアム スタンプラリー(申込不要) |