2004年4月16日にグランドオープンした“えのすい”21年目の春は、“えのすい”生まれの生き物たちをご紹介。展示やショーのテーマでもある「つながる命の大切さと素晴らしさ」を館内各所でお伝えします。また期間中は、世界で唯一常設展示をおこなっている生きたシラスの展示とあわせて、シラス漁で混獲されるチリメンモンスターを楽しく学べる特設会場も登場します。
◆“えのすい”で生まれたクラゲたち
展示場所:ウェルカムラウンジ テーマ水槽
展示生物:ミズクラゲ
世界中の海で見られるミズクラゲ。国内ではこの時期に成体に育ったクラゲを観察することができます。私たちが普段目にするゆったりと浮遊する姿は、クラゲの生活史のほんの一部です。“えのすい”では定着しながら無性生殖をおこなう「ポリプ世代」を大切に育て、常設展示に繋げています。
◆“えのすい”生まれの生き物たち
展示場所:相模湾ゾーン 相模湾大水槽 出会いの海~相模の沖
展示生物:ナメダンゴ、ポテラポゴン・カウデルニィ、ハマクマノミ他
生命の誕生は、普段健康な暮らしがあってこそ。“えのすい”では毎年たくさんの命が誕生します。ここでは、昨年4月から今年の3月の1年間で生まれた生き物たちを中心に、繁殖への取り組みをご紹介します。繁殖を行っている魚類の中には、日本水族館協会(JAA)の魚類繁殖委員会による水族館同士の連携で展示が実現できた種類もいます。また哺乳類では、2024年に当館では初となるゴマフアザラシとミナミアメリカオットセイが誕生。その他、海藻や餌として欠かせないプランクトンも培養しています。館内ではたくさんの“えのすい”生まれの生き物たちに出会えます。
◆“えのすい”生まれの海獣すくすく成長だより
掲出場所:ペンギン・アザラシ前
2024年4月19日に誕生したゴマフアザラシ「ココア」と、2024年6月16日に誕生したミナミアメリカオットセイ「アトム」はすくすくと成長しています。イルカやアシカ、アザラシたちは、母親の母乳を卒業すると魚を食べ始めますが、「ココア」や「アトム」はどのように魚を食べるようになったのでしょう。約1年の“えのすい”で、えのすいトリーターたちと学んだことなど成長記録を紹介します。
◆“えのすい”生まれの生き物たち
開催期間:4月11日(金)~6月8日(日)
開催場所:〔ラリーシート配布場所〕ウェルカムラウンジ 〔ラリーポイント〕館内3か所
対 象:どなたでも 平日→各日先着500名 土・日・祝日→各日先着800名
“えのすい”生まれの生き物たちをスタンプラリーでご紹介。えのすいトリーターのコメントつきラリーシートを使って楽しく“えのすい”の仲間を探してみよう!
◆シラスとともに混入する小さな生き物「チリメンモンスター」
展示場所:相模湾ゾーン 2階 岩礁水槽横
チリメンモンスターとは?
ちりめんじゃこの原料となるカタクチイワシの仔魚(シラス)を漁獲する際に、さまざまな魚の稚魚やイカ、タコ、カニなどの幼生が混獲されます。これらの混獲物をちりめんに混じるモンスターに見立てて「チリメンモンスター(略称:チリモン)」と呼んでいます。この「チリモン」をカード状の標本ラベルの上に載せて、お子さまに親しみやすく楽しく学んでいただける特設会場が登場します。また、今回は江の島で見られる仔稚魚を中心に「生きたチリモン」展示にも挑戦します。“えのすい”では、世界で唯一、ちりめんじゃこの原料となるシラス(カタクチイワシの仔魚)の常設展示を行っています。
※「チリメンモンスター(略称:チリモン)」は、「きしわだ自然友の会」の登録商標です。
その他、様々な展示企画があります。
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開催期間 | 2025年4月1日(火) 〜 6月8日(日) |
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時間 | 4月1日(火)~25日(金) 9時~17時 |
場所 | 新江ノ島水族館 |
料金 | 大人2,800円、高校生1,800円、小・中学生1,300円、幼児(3歳以上)900円 |
アクセス | 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅より徒歩約3分 |
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TEL | 0466-29-9960 |
お問い合わせ先 | 新江ノ島水族館 |
ウェブサイトURL | https://www.enosui.com/ |