猫と人はいつだってなかよし
ごろごろ、まるまる、な猫たちが主役の展覧会です。
今も昔も人々を魅了する猫は、美術や文学においても盛んに表現されてきました。
古くは平安時代の『源氏物語』の中に宮廷で愛される猫が登場しています。江戸時代になると猫はいっそう身近な存在になり、肉筆画や浮世絵版画に人と暮らす猫の姿が多く描かれるようになりました。
本展では大の猫好き浮世絵師・歌川国芳をはじめとする浮世絵版画をとおして猫の生き方や歴史、人との関わりを「猫あるある」を交えてご紹介します。
体を丸めたり毛づくろいをしたりと猫らしい仕草やにんまり笑った人間味ある表情、ちょっと怖い化け猫、擬人化されたユーモラスな猫…私たちを惹きつけてやまない奥深い猫の魅力をお楽しみください。
<展覧会のみどころ>
【1】猫たちが主役の展覧会
浮世絵版画をとおして「猫」をひもとく展覧会です。浮世絵版画に描かれる猫たちは、爪とぎをしたり、大きくのびをしたりと「猫らしい」姿を見せています。人々が「猫らしい」と感じる仕草は鼠や虫など、小型の生き物を狩猟する野生的なハンターならではの習性の名残です。それを魅力と捉えて描かれてきた絵画からは、猫の生き方や人との暮らしのあり方が見えてきます。
【2】江戸時代・明治時代の絵師たちが描いた浮世絵版画147点をご紹介
歌川広重、歌川国芳など江戸時代に活躍した浮世絵師から、歌川芳藤、高橋弘明ら江戸時代後期・明治時代に活躍した浮世絵師まで、総勢31名による浮世絵版画をご紹介。絵師たちの個性あふれる猫の表情にご注目ください。
【3】変化自在な猫たちの姿
猫の妖怪伝説は、猫の夜の行動や野性的で従順ではない性質などから生まれました。人々を翻弄する化け猫や猫又が浮世絵版画の中にも登場し、「かわいさ」だけではない猫の姿がうかがえます。また、人間の生活に身近な猫は擬人化も盛んに描かれています。歌舞伎役者に化けたかのようや「猫役者絵」をはじめ三味線けいこに興じる猫、町で商いをする姿など様々に「猫キャラ化」した町人が描かれました。絵画に表現される変化自在な猫たちや当時の暮らし、社会の変化をご覧ください。
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※応募締切7/25(金)
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開催期間 | 2025年7月19日(土) 〜 9月2日(火) |
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時間 | 10時~20時(入館は閉館の30分前まで) |
場所 | そごう美術館 |
料金 | 一般1,400(1,200)円、大学・高校生1,200(1,000)円、中学生以下無料 |
アクセス | 各線「横浜」駅東口より徒歩約5分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】 そごう美術館、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川) |
TEL | 045-465-5515 |
お問い合わせ先 | そごう美術館 |
ウェブサイトURL | https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/ |
備考 | 【関連イベント】(公式オンラインチケットによる事前申込制) ◆講演会「ごろごろまるまる猫絵の不思議」 ◆ワークショップ「ネコ・コネよう!」【粘土で浮世絵の猫を作ります】 <上記3つのイベント申し込み方法> 【夏休み 子ども向け企画】 ◆ジュニアガイド ◆ジュニアルーム |