山室眞二は約50年にわたってじゃがいもを版とする表現の可能性を追求し、深化させてきました。鎌倉で出合った花や鳥、虫など身近なものをモチーフとした作品は、数時間しか使用できない版を重ねて一つ一つ丹念に制作されたものです。本展ではこれまでの薯版画や造本、装幀した書籍に加え、親交のある志村ふくみ(1924生、染色家・随筆家・人間国宝)の言葉から着想した新作《百葉筥(ひゃくようばこ)》(全100点)も展示します。小さなじゃがいもから生み出される広くて豊かな世界をお楽しみください。
◆山室眞二(やまむろ しんじ)略歴
1939年横浜市生まれ、鎌倉市在住。横浜市立大学卒業後、建設省(現・国土交通省)等に勤務。学生時代に木版画を始め、1970年代に薯版画に出合って以来、独学で制作を続ける。1984年、画廊たくら(藤沢市)にて薯版画の初個展を開催。画文集『薯版deルナールとあそぶ』(2024年)の発表や、シンジュサン工房として『天青』(志村ふくみ著、2003年)の造本を行うなど幅広い活動を行っている。
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| 開催期間 | 2026年5月30日(土) 〜 9月27日(日) |
|---|---|
| 時間 | 9時半~17時(入館は16時半まで) |
| 場所 | 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 |
| 料金 | 一般700円、20歳未満・学生550円、65歳以上350円、高校生100円 |
| アクセス | JR、江ノ電「鎌倉」駅より徒歩約15分 |
|---|---|
| 主催・協賛団体など | 【主催】神奈川県立近代美術館 |
| TEL | 0467-22-5000 |
| お問い合わせ先 | 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 |
| ウェブサイトURL | https://www.moma.pref.kanagawa.jp/annex/ |