朝晩は秋の気配を感じるようになって来ましたね。
しかし日中はまだまだ強い日差しが照りつける9月最初の日曜日、友人の田中泉代賀さんと2人でライブを開催しました。
題しまして「秋の夕暮れに寄せる 山田流・生田流融合の奏で」
今回は茅ヶ崎のクラシックバレエの第一人者「乃羽ひとみ先生」のご厚意で、バレエスタジオ【le chemin des arts】のホールをお貸し頂きました。
スタジオの名称はフランス語で「芸術の小径」という意味。その名前の通り、入り口には長い絨毯が敷かれています!
当日は予定よりも大勢のお客様にご入場頂き、嬉しい限り!
1. 古曲「夕顔」
2. 三絃二重奏「春景八章」
3. 箏二重奏「秋のうた~里の秋・虫の楽隊・村祭~」
4. 山口百恵「秋桜・いい日旅立ち」
5. 魔女の宅急便より「風の丘」
6. 山田流箏曲「江の島曲」
7. 古曲「五段砧」
おまけで箏二重奏「飛躍」
曲の解説も交えつつ、たっぷり演奏させて頂きました。
この日の為に猛暑の夏の間中、自分に負荷をかけストイックに練習を積んで来たのですが(病気療養期間もおのれを奮い立たせ練習の鬼と化し)、なかなか思うような演奏に到達できずヘコむ日々・・・。
同じ屋根の下に住む家族にも迷惑をかけました。
「来る日も来る日も練習の音を延々と聴かせてごめんね~」と言うと、「まあ慣れっこだから・・・」と苦笑いしていました(^^;)
しかし苦しみもがく中で「ああ、こう言うことか・・・」と妙に腑に落ちたり、新たな気づきもあったり。
この苦行によって良いものがもたらされたとも言えます。
そして迎えた本番、新たな心境で演奏が出来ました。
達成感もひとしお。
とは言え芸の道は一生続くのですから、これからも精進して参ります。