1月28日から3日間、市内某小学校にて琴の実技授業を行いました。
この季節の定例行事のようになりつつあります。
「子ども達にとって、生の体験が一番!餅は餅屋だ!」と言いながら、信念を持って行動するT先生は労を惜しまず、近隣の中学校から楽器や台を借り入れ、段取りして下さいます。
また外部講師の受け入れを許可し、授業風景をにこやかに見守って下さる校長先生の存在も欠かせません。
初日の5年生の授業では、まず1年前に弾いた教科書の「さくらさくら」を思い出しながら練習。
次に「きらきら星」で弱押しの体験をして貰いました。
右手親指に嵌めた爪輪の圧迫感が「痛い」とか、絃を押すと左手の指にくい込んで「痛い」とか・・(^_^;)
でも多くの生徒が熱心に琴を弾いていました。
授業風景の写真はとれなかったので、お昼の写真を。
初日の給食はご飯大盛り(!)でお腹いっぱい。
2日目は4年生です。初体験なので、楽器の説明や弾き方の細かな説明をします。
デモ演奏は沢井忠夫作曲「つち人形」をアシスタントEさんと二人で演奏。
子ども達は私達の楽譜を覗き込める距離まで近付き、至近距離で生演奏を体感して貰いました。
実技は教科書の「さくらさくら」。
縦書きの琴譜は文章と同じく右から読むのか正解です。
「どっち(左右)から読むの〜?」と声を上げた生徒がいて、「えっ?そこから説明が必要なの?」と内心びっくり。
自分が当たり前と思っていることも、初めての子どもにとっては不明点になるのだと気付かされました。
2日目の給食はパン食と人気の高いABCスープ。
私の子ども時代は、大体いつも主食は袋に入ったコッペパンだったので、当時の気分が蘇りました。
最終日は6年生5クラス。
4年生の時からスタートし、今年で3回目の実技です。
見覚えのある生徒達。体が大きくなって、顔つきもしっかりして成長を感じます。
小学校最後の実技は5年生で弾いた「きらきら星」で肩慣らしをし、発展編として強押しが入った「大きな栗の木の下で」を弾いて貰いました。
誰もが知る童謡かと思いきや、現代っ子はあまり耳馴染みが無いらしく「何これ?知らな〜い」「聞いたこと、あるような気もする・・」という薄い反応(^_^;)
幼稚園、保育園、教育テレビ「おかあさんといっしょ」等で歌った経験のある子もいますが、学校の音楽でも童謡唱歌を取り上げなくなりつつある昨今。
歌い継ぐべき、大切なものだと私は思っています。
3日目の給食は「セルフお握り」。日本人のソウルフードですね。
物価高騰の中、温かくて美味しい給食が食べられるのはとても有り難いことです。
最近は茅ヶ崎市内の中学校でも学校給食が始まりました。
でも「小学校の給食が美味しかった!」と言う卒業生の声も耳にします。
出前授業の特権で、普通は食べられない学校給食をいただくことが出来ました。ご馳走様でした!

各学年5クラスずつ、3日間で15時間連続授業を行うのはかなりハードワークですが、今年も無事に終えられてホッとしています。
真剣な表情で琴を弾く子ども達、素直な爪の音色、「難しかったけど楽しかった!」と言う笑顔。
楽器と言えば「琴!」と真っ先に言って貰えるように、子ども達の心に残る授業をしたいです。
これからも頑張ります!