5月の最終日曜日、高砂緑地内にある茶室・書院【松籟庵】にて第三回時習会を行いました。
よく「自習会」と勘違いされますが、そうではなくて「時習会」です。
時習とは、論語「学びて時に之を習う」からきた言葉です。
学んだことを時々復習するという解釈が一般的なようですが、学んだことを自分でやってみて真に身につけるという解釈もあるそうです。
今回は小学3年生~70代の方まで幅広い世代が集まり、それぞれ習得中の曲やご自身で選んだ曲を思い思いに発表し合いました。
1.チューリップ 2.さんさんさくら 3.残月
4.独奏さくらバリエーション 5.星のエチュードより「アース(地球)」「マース(火星)」6.つち人形 7.都々逸「潮来出島」「三千世界」
ちょっと変わり種の都々逸を発表されたHさん。
横書きの文化譜を自力で糸譜に読み替え、パソコン入力した縦譜を作成。
台紙に貼り付け、素敵な表紙も手作りする凝りようです!三味線の習得を楽しんでおられる様子がうかがえます。
8.みよしのは 9.祝いの曲 10.ひまわり 11.春景八章
12.六段の調 13.秋の言の葉 14.新娘道成寺
頑張った後にはお茶とお菓子で一服。
小さな発表会ですが、この日の為に多少なりとも意識して個人練習し本番に臨む為、それぞれ上達がみられます。
演奏後は反省しつつそれなりの達成感が得られ、皆さん晴れやかな表情です。
そして他の人の演奏を聴くことも良い刺激になっている様子。
私自身、会を行う度に反省と次への課題が見えてきて、更に良くしたい!と言う向上心が芽生えます。
皆さんの今後の和楽器ライフが充実するように頑張ります!