本日は昭和の日(4月29日)の祭日。
初夏の陽気で強い日差しが照りつけ、かなり気温も上がりました。
でもまだ湿度はそれ程感じませんね。
そんなお出かけ日和に私が向かった場所は、茅ヶ崎市北部にある自治会館です。
来る5月4日(日)に開催される「筑紫会全国大会演奏会in埼玉」出演曲の最終合奏を行いました。
私の所属する湘南筑紫会は【夢殿(持田勝穂作詞、筑紫歌都子作曲)】を演奏します。
雅楽調の尺八独奏に始まり、「夢殿の春はあけぼの 天平の甍に遊ぶ鳥の声々」という前歌に入ります。
手事は四拍子や三拍子が代わる代わる現れ、斑鳩の里の明るく雅やかな情景が思い浮かびます。
後歌では、奈良時代に夢殿が建立されて以来、本尊として立ち続けた救世観音像の気品あふれる様子を歌っていますが、終盤の半音下げの調子替えが実に効果的で、格調高い雰囲気がより良く表れているように感じます。
尺八賛助出演の田中黎山さんの演奏も素敵な音色で私たち糸方を盛り立てて下さり、仕上げは上々。
本番もよい演奏になるような予感です。
この他にも私は三曲程出演します。
昨年立ち上げたグループ【筑紫匠美音会】による初舞台で「平和の祈り」
日本三曲協会会員による「天草雅歌」
筑紫会本部曲「風薫る」
特に「平和の祈り」については昨年から定期的に都内で練習を重ね、万を持しての発表ということで気合いも入ります。
筑紫会三代目宗家筑紫純子先生を中心に、二年に一度、会員が一同に集まる晴れ舞台。
本番まで残り数日、体調管理と不注意による怪我などのないよう気をつけたいと思います。