2025年11月14日(金)~2026年1月12日(月・祝)、六本木ヒルズ・東京シティビューにて、 30周年記念展「ALL OF EVANGELION」が開催されます。
同展は、展望台の絶景を背景に、エヴァンゲリオン初号機の大型フィギュアが印象的に展示されたエントランスから始まり、シリーズの原点であるTVアニメの設定や新劇場版シリーズの原画など、実際に放送された映像の制作資料がこれまでにない規模で展示され、壮大な世界観がどのように作られたのかを垣間見ることができる展覧会です。
【展示構成】
◆エントランス
六本木ヒルズ森タワー52階に位置し、東京タワーや東京湾などの絶景を望む会場エントランスには、重厚感あふれるエヴァンゲリオン初号機フィギュアが登場。日没後は東京会場限定の照明演出で、30 周年の「祝祭」を華やかに彩ります。
◆序章
1995 年10月4日に放送が始まったTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は、放送が始まる前から膨大な試行錯誤が重ねられました。本章では、アニメーション制作時に用いられた、作品の設計図ともいえる「設定資料」をもとに、「エヴァンゲリオン」シリーズが産声を上げる前夜を垣間見ることができます。
◆第1章
『新世紀エヴァンゲリオン』が放送された当時、アニメーション制作には「セル画」が用いられていました。セルと呼ばれる透明なフィルムに絵の具でキャラクターや造作物を描いたもので、目や口だけなどのパーツに分けられ、連続した滑らかな動きを表現するために使われました。本章では、アニメや特撮の資料を管理・保全することを目的に庵野秀明が設立したNPO法人「アニメ特撮アーカイブ機構」協力の下、現存する合計1万カット以上から厳選された貴重なセル画を約270点展示します。
◆第2章
「音」にもこだわって作られた『エヴァンゲリオン』。本章では声優陣の貴重なオーディション音声の一部や、フィルムの設計図ともいえる画コンテ、印象的なカットと葛城ミサトのナレーションが組み合わさった予告映像の総集編を紹介します。各話約30秒の予告からは、当時の視聴者が感じた期待感が伝わってきます。
◆第3章
『新世紀エヴァンゲリオン』放送開始から12年後、2007年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が公開されました。その後、『:破』『:Q』と公開されるにつれ、物語は『新世紀エヴァンゲリオン』とはまったく異なる展開を迎えます。本章では、クリエイターの思いや繊細な筆致が分かる手描きの原画やレイアウトのほか、デジタル上で制作されたメカや背景が融合し、前人未到の映像美が生み出されていく様を紹介します。
◆第4章
2021 年に公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』により、「エヴァンゲリオン」シリーズはひとつの結末を迎えました。手描きのアニメーションからデジタル制作、そして実写の手法も取り入れて進化し続けた「エヴァ」の世界がどう結実したのか、完結作の設定資料や原画などをもとに辿ります。
時間 | 【開催期間】2025年11月15日(土)~2026年1月12日(月・祝) 【時間】10時~22時(最終入館21時) ※会期中無休 |
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場所 | 東京シティビュー (六本木ヒルズ森タワー52階) |
料金 | 【オンラインチケット】※日時指定制
【当日窓口チケット】※日時指定制 ※同展は事前予約制(日時指定券)を導入しています。 ※他、詳しくは公式サイトをご覧ください |
アクセス | 東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口 徒歩3分(コンコースにて直結) |
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主催・協賛団体など | 主催:東京シティビュー |
TEL | 03-6406-6652 |
お問い合わせ先 | 東京シティビュー(10時~20時) |
ウェブサイトURL | https://allofevangelion-ex.roppongihills.com/ |
備考 | 公式SNS(X):@ao_eva30exhibit |