シルバーウィーク最終日の9月23日、東京大手町の日経ホールにおいて日本三曲協会定期公演【三曲名流演奏会】がありました。
私も所属する会派「生田流筑紫会」の一員として出演。
演奏曲は初代宗家の作曲「讃歌」です。
昭和41年に都山流尺八 七十周年記念作品であり、流祖中尾都山師を讃える歌詞は西条八十によるものです。
「偉いなる(おおいなる)人いま遠く余香かぐわし都山流、世々に栄えて日に日に新、清き調べをつつしみ伝えん」
三代目宗家筑紫純子先生を中心に、関東・中部・九州の会員が集まり尺八と太鼓も交えて賑々しく演奏します。
出番は一番のため朝5時起きして着物を着付け、始発のバスに乗り茅ヶ崎駅へ。
外は小雨まじり。雨コートを羽織りつつも傘は持たずに家を出ました。
東京駅から地下鉄で一駅、そのまま地上に出ることなくホールへ行けるので傘の出番がないと思ったのです。
しかしバス停で立っている間は案外小雨がしとしと降り続き、折角ヘアセットしたのに・・・着物バッグも濡れるし・・・そもそも和装で雨に濡れている人なんか見たこと無いし・・・と心の中で苦笑。
それでも無事にホール入りしてからは、いつもの手順で本番に向けて準備し、あっという間に本番終了です。

袷の着物とウールの紺袴は重いので、洋服に着替えてから客席で他流の演奏もゆっくり拝聴しました。
日本の伝統文化である三曲(箏・三絃・尺八)はそれぞれの流派により奏でる音楽や音色が違います。
この演奏会は三曲に携わる人が日々研鑽を積み、過去から受け継いだ曲を披露する場です。
私も伝統の継承をする一人として、これからも精進したいと思います。