7月6日(月)、茅ヶ崎駅南口Csideサロン(長谷川楽器)での語りの公演に箏で参加しました。
演目は次の通り。
◎ハワイの伝説 ナイト・マーチャーズ
◎ひとり多い
◎潮風の五線譜~耕作の童謡と4人の語りで
◎八百比丘尼仄聞(はっぴゃくびくにそくぶん)
◎うき夜半の~夕顔の帖
朝9時から準備・リハーサル、そして11時に一回目の公演が始まりました。
湘南シレーネのメンバーさんが一人ずつ語り始めます。
それぞれ自分で台本を書いているそうで、内容、声や雰囲気もそれぞれ個性的で面白い!
「潮風の五線譜」は全員揃ってのお芝居仕立て。合間合間に客席のみなさんも一緒に歌うという参加型の演目でした。
山田耕筰が茅ヶ崎に住んだ6年間に作曲した童謡をモチーフに、生成AIで物語をつくり、アレンジを加えた台本なのだとか!
生成AIというものが、どんどん世の中に浸透していることを実感します。

「電話」「酸模の咲く頃」「あわて床屋」「夕焼雲」「赤とんぼ」
一番最初の「電話」という曲は川路柳虹という人の作詞。
『ちりりん りん 南の国から電話です 黄色いお蜜柑なりました 椿の花もさきました ストーヴ消して 外に出て 野原の草に坐りませう』
真鍮の飾りの付いた、村に一つしか無い電話が鳴り・・・というようなナレーションが入った瞬間「ちりりりり~ん ちりりりり~ん」と黒電話の音が!
客席で携帯の音が鳴ったのです。それはそれは絶妙なタイミングでした。
公演に先立ち「携帯電話はマナーモード、或いは電源をお切り下さるようお願い申し上げます。」とアナウンスしていも、客席でチラホラ通知音が鳴っていました。
今日はご年配のお客様が多いから、スマホの設定が正しく出来ていないのかも・・・。
お昼休憩の時、その電話の音が話題になり「本当にいいタイミングに鳴ったよね!」「でもあの一回だけだよね。リアルな電話の音が鳴ったの」
それまで鳴っていた通知音はもっと無機質な音だったのに、何故かそのタイミングだけが黒電話の音だったので「今日のテーマはこわい話だよ。もしかしたら・・・」と冗談交じりに笑い合いました。
それはさておき、午後の部も大入り満員の中スタート。
夕顔の帖は生き霊が夕顔に取り憑くシーンで、暗転の中色々な【怪音】を箏で鳴らす演出をしました。

「お箏ってあんなに色んな音が出るのですね!」と何人かに言われたので、効果は抜群だったようです。
夕顔の語りのあとは、私の演奏で「夕顔」をお聴き頂きました。


古曲を一般のお客様に聴いて頂く機会は滅多にないことなので、私としては演奏出来て大満足。
そして「明日は七夕なので・・・」と呼びかけ、会場の皆様と童謡「七夕」を歌ってコンサートを締めました。
歌詞カード無しでも口ずさめる童謡唱歌があるって、素敵ですね。
出演者もお客様も笑顔いっぱいの公演でした。