朝夕の犬の散歩時、
鼻をくすぐる、懐かしく甘く、
心をふんわり包むような香りが幾度と立ち込める季節。
秋の楽しみの一つ、金木犀の時期となった。
第59回となった全日本サーフィン選手権。
今年は静岡県牧之原市静波海岸で開催された。
数年前からキッズと大人の日程が分かれ、
今年は前半がキッズとショートボード、
後半にロングボードとボディボードとなった。
9月5日に牧之原市吉田町において、
竜巻、突風による甚大な被害が発生し開催が危ぶまれていた。
被害状況や現地にお住いの方々の心情や災害支援、
全国から集まる選手や関係者の宿泊施設、会場へのアクセス等、
多くの課題があった。
NSAサーフィン連盟の理事長はじめ、
静岡支部、牧之原市職員、市長等の意見交換を経て、
この大会は「復興の象徴として本大会を開催する」と正式に決定した。
会場までの道すがら、
ビニールハウスや屋根の被害の跡がまだ残っているところもあった。
地域の方々のご協力で開催できたこの大会。
会場は綺麗に整備され、
ガードマンの方々はまだ真っ暗な頃から駐車場に立ち、
選手等の誘導にあたってくれていた。
全日本はやはり熱い。
支部の応援は高校野球の甲子園のように白熱している。
茅ヶ崎支部はブルーのテント。
ゆで卵やスープがいつも用意され、
選手が居心地よく休めるようになっていた。
後半に観戦に行ったが、
天気も良く青空のもと大会が行われていた。
結果は湘南藤沢支部が1位、湘南西が3位、湘南茅ヶ崎が11位。
湘南は強い!
来年は記念すべき第60回。
いまから開催が楽しみだ。(m)