皆さまこんにちは。
連日、猛暑となっておりますが、お元気にお過ごしでしょうか?
まだ梅雨明けもしていない時期からこの暑さでは、今年はいったいどうなってしまうのでしょうか?
実は「なないろ食堂」ですが、昨年の夏は本当に大変なことになっておりました。
なにせ火を使う厨房には小さな換気扇が一つしかなく、開けられる窓もありません。
当然ながら営業中はどんどんと熱気がこもってしまい、熱探知式の火災報知器が誤作動するほどの暑さとなっておりました。
調理場では余りの暑さで、いくら水分を取っても滝のように汗が流れ、ひどい時には星がチカチカ見えて、頭痛がするというほぼ熱中症の症状が出ておりました。
高齢の従業員にとっては命の危険さえ感じる熱地獄のような状況だったのです。
お店のホールでも大型エアコンは付いているもののなぜか効きが悪く、お客様からは「外より暑いよ」と言われてしまう始末。
なないろ食堂では、全ての季節で基本的に入り口の扉を開けたまま営業しておりました。
もしかしたら、ここからエアコンの冷気が逃げてしまうのが原因ではと扉を閉めてみたのですが、なんと更に温度が上がってサウナ状態となってしまいました。
もう手の打ちようもなく、汗だくで熱いラーメンをすするお客様にはウチワをお渡してあおいでもらうしかありませんでした。
今年は何とかしなければ…お客様が逃げ出してしまうかも。
そこで梅雨入り前からいろいろと早めの対策を講じることにいたしました。
それらについて、これから順次ご報告していきたいと思います。
まずはエアコンのクリーニングをしてみよう。
なないろ食堂には当然ですが、業務用の大型エアコンが設置されております。
しかし、これがなぜか効きが悪い。
かれこれ3年くらいフィルター以外の掃除していないから?
そこで今回は知り合いのとても優秀なクリーニング専門業者さんにクリーニングを依頼しました。
そうしたら、案の定…
内部は想像以上に汚れておりました。
ラーメン屋なので少しずつ知らないうちに、油を吸い込んで、これがホコリと混ざってべったりと冷却フィンにこびりついていたようです。
それらを超高圧の特別な洗浄機ですべてきれいに流し取って頂きました。
内部の奥まですっきりと綺麗になったエアコンはまるで別物に。
冷却ガスなどは正常だったので、かなり温度の低い冷風が強く吹き出るようになりました。
これだけでも、昨年よりはかなり改善されるかも。
さらにエアコンの真下にサーキュレーターを設置して、冷気をお店の奥まで送るようにしてみました。
これも大成功!
ホールは更に涼しくなりました。
とりあえず、暑さ対策の第1弾は大成功でした。
(つづく)