5月最後の土日、茅ヶ崎高砂緑地にて音貞オッペケ祭が開催されました。
お祭りのタイトルにある【音貞】とは川上音二郎とその妻、貞奴のことを指します。


音二郎を座長とする芝居の川上一座は、今から100年程前にパリ万博で公演し大成功をおさめ、帰国後は茅ヶ崎の高砂緑地に住居を構えたそうです。
この夫婦に因んだ音貞オッペケ祭メインイベントは、緑地をぐるりと巡る回遊野外劇です。
その主演者であり、祭の実行委員としても中心人物である長谷川由美さんから私はこの度お声掛け頂き、緑地内の茶室書院『松籟庵』イベントの一つとして尺八三味線体験会をさせて頂きました。

長谷川さんと私の繋がりは二年前の音貞オッペケ祭に遡ります。
その年の音貞復刻劇は川上劇総覧五本立て「芸者と武士 / お蝶婦人」という演目でした。
その劇中で流す音楽「越後獅子」と「かっぽれ」の演奏録音が欲しいとの依頼を受け、音源を提供したことがご縁で、今回は実際にお祭りに参加させて頂くこととなりました。

当日の日曜日は薄曇り~晴れという、絶妙に良いお天気。

尺八指導は当教室で唯一の尺八吹き、Uさんが担当。
事前申し込みを頂いた3名と当日飛び込み1名の方々は、尺八や三味線を体験してみたい!と来て下さったのでとても熱心です。
「難しい~」と言いつつ、笑顔で楽しそう。
あっと言う間に1時間が経過し、最後は皆さんで和やかに談笑していました。

こんな風に和楽器へ興味関心を寄せてくれる人が一人でも増えますように。
そして実際に触れてその魅力にはまってくれたら尚嬉しい!
体験会のあとは野外劇を拝見しました。
緑地の木漏れ日と爽やかな風を感じ、日頃の慌ただしさを忘れ、とても気持ちの良いひとときでした。