梅雨明けとなった関東。
今年も茅ヶ崎伝統の祭典『浜降祭』が開催された。
夜中から「どっこい、そーりゃ」の掛け声が響き渡り、
34基の御輿がサザンビーチちがさきの海岸に集結する。

夏の訪れを告げる茅ヶ崎の祭り。
小さい頃からこの浜降祭は身近な祭りだった。
昔は7月15日だったが、
1997年に7月20日海の日に開催となった。
浜降祭の起源は江戸時代。
寒川神社の御輿が大磯で開かれる「国府祭」から戻る途中、
相模川の渡し場で混乱の中、
御輿が川に落ち行方不明となった。
南湖の網元の孫七さんが漁に出ているときに御神体を見つけ、
寒川神社に届けたことから、
「禊」を行うために南湖の海岸に出向くようになったことが始まりだ。
早朝に集結する御輿。
ゆっくり海に向かい担ぎ手の腰辺りまで海に浸かる御輿。

数基と何度も行ったり来たりしながら、
なかなか定位置には入らず浜辺で御輿が躍る。

ようやく全ての御輿が揃う。
7時。
厳かに式典が執り行われた。

暑さと疲れがどっと押し寄せ、
日陰では横になって休む担ぎ手たち。
またゆっくりそれぞれの神社に帰っていく。
今年も多くの見物客が砂浜を埋め尽くしていた。
梅雨も明け、いよいよ本格的な夏が始まる。(m)